GROW UP

リーダーシップ

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雑記

昨日、上尾商工会議所にて、中小企業向けのオープンカレッジがあったので参加してきました。
講演は、(財)日本サッカー協会 顧問の犬飼 基昭さんでした。

今まで、あまりこういった講演等には参加したことがありませんでしたが、レッズサポの私にとって、あの弱かったレッズを強豪に育てたのは間違いなく犬飼さんだと思っていますので、非常に興味を持って参加を決めたのです。
(今のレッズは・・・というのは置いておいて。。)

 

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犬飼さんの講演内容は、リーダーシップに関するお話でした。

 

色々お話いただいた中で、私が最も心に残った言葉は
「経営は愚かな民主主義よりも、賢い独裁が勝る」
でした。

 

すごく共感できます。時々、リーダーの立場でありながら、みんなの顔色を伺い、みんなの意見を取り入れようとして、結局、中途半端な結果に終わってしまう場面に接することがあります。
例えば、デザインなどに関しても、ある目的があって、それを成し遂げるためにはどうしたらいいのか、何を選べばいいのか、そういった視点で考えれば、いくつもある案の中から選ばれる案は決まってきます。

 

にも関わらず、全然、関係ない部署の方にどれがいい?と聞いて、デザインを選ばせてしまう方もいらっしゃいました。

 

もし、迷ったりしたら、信頼できる人、数人に意見を求めればいいだけです。

 

リーダーは、目的を達成するためだったら、必要なら独裁者になる覚悟が必要ということですね。
もちろん、言うまでもなく、その目標は自己の利益だけを追求したものであってはなりません。

 

そして、もう1つ。

 

自分の中にあった迷いを吹っ切れる言葉がありました。それは、
「リーダーはマネジメントを行う人ではない」
ということです。

 

学生の頃、スポーツをやっていた方なら想像しやすいと思いますが、スポーツでいえば、リーダーはキャプテンであり、目標を立て、それを成し遂げるためにはどうすればいいか、考え、そのためだけに動く人。

 

対して、マネジメントを行うのは副キャプテンであり、リーダーの考えを皆に伝え、その目標を成し遂げるために、実務レベルで指揮を行ったり、調整したりする人のことを指します。

 

日本の企業では、ほとんどがリーダー=マネジメントになってしまっているそうです。

 

これもナルホドと思ったのは、今や日本を代表する社長といえる、ご存知、ソフトバンクの孫さんやユニクロの柳井さんなど、大成功した創業者は天性のリーダーな気がします。

 

対して、震災後、原発事故を起こしたあの会社の当時の社長は、マネジメントを行う方でリーダーではなかった。それはあの時の会見で発している言葉から分かります。。というより、彼が真のリーダーだったら、原発の存在意義に自分の正義、信念を持ち、指摘されてた安全対策は全て行っていたはず。。と、スイマセン。横道にずれました。。ここでは原発の存在に関して是非をお話するつもりはありません^^;

 

つまり、人間にはリーダーに適した人と、マネジメントに適した人に分かれるとのことでした。どっちが偉いとか、そういうことではなく、適した人が適したことをやることが大事なんだということでした。

 

ちなみにリーダーの素質を持った人とは・・・

 

・自分がリーダーになりたい!
・自分がリーダーになるんだ!

 

と思っている人とのことです。確かに。。

 

最後のおまけとして、こんなことも言われていました。

 

「海外に進出した大企業の95%は失敗している。
海外に進出した中小企業の95%は成功している。」
そうなんだーと思いましたが、これもリーダーシップとは?を考えてみると自ずと原因が見えてきそうですね。

 

本当はレッズの話も聞けるかと期待してたのですが、レッズの話は全然出てきませんでした。それを私のように期待してか、レッズサポやサッカーファンの方も数多く、出席していたようです^^;

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