それはお客様のためになっていますか?
これは私が大学を卒業して初めて就職した当時、パナホームの企業スローガンで使われていた言葉です。また、私の初めての上司も「お客様のために」を信念としていました。新人の頃、何かあるたびにいつも、それはお客様のためになるのかと怒られていたものです。
当時は営業だったので、これは営業など、お客様に接する立場だけに適用される言葉と思ってましたが、デザイナーをやっている今でも私の中の信念として、常に意識している言葉です。ただ、立場がその頃とは違うので、若干、解釈は異なりますが。。
今は、ユーザーのためになるものが、クライアントのためになるという考え方です。つまり、B to Bのビジネスだとお客様というのはクライアントでもあり、ユーザーでもあるんですよね。
今日のカンブリア宮殿はP&Gが出ていました。P&Gでも、商品開発の核は消費者とのことでした。株主も社員も大事だけど、やっぱり中心に消費者がいると。
商品開発って、大きな会社と小さな会社ではできることが違いますが、やっぱり消費者のことが第一であるべきだと思うんです。
ヒットする商品は、必ずこれは消費者のためになる、消費者の購買意欲をくすぐる、そういった発想からできています。またそういった企画は、担当者様も熱い想いを持っているので、私たちクリエイターの気持ちも動かしますし、絶対ヒットします。
やっぱりすごく重要なことだと思うのです。
今やっていることは「それはお客様のためになっていますか?」