AIでLP制作を自動化できるか?話題の「Manus」「v0」「Figma AI」「Google stitch」で検証してみた
制作現場でのAI活用が加速する中、「AIだけでどこまで実用的なランディングページ(LP)が作れるのか?」という疑問を解消すべく、今注目の4つのツールで検証を行いました。
今回は、実際の制作案件を元にGoogleのNotebookLMで作成した構成原案を元に、それぞれのツールに内容を渡して出力させています。この記事のアップ後にも修正等行なっているので、実際のプレビュー画面と記事上の画像とはデザイン、内容が異なっている場合があります。
検証の共通フロー
- NotebookLMで構成案を作成:情報を整理し、LPの骨子(ワイヤーフレームの元)を生成。
- 各AIツールへプロンプト投入:NotebookLMの出力を各ツールに渡し、デザイン・コーディングを依頼。
1. Manus

自律型AIエージェントとして注目されるManus。指示を出すと、ブラウザ操作を含めて一気に形にしてくれます。
評価: 全体的に「テンプレート感」は否めませんが、要素の配置やバランスは非常に整っています。このまま完成デザインとするのは難しいですが、「構成を視覚化してイメージを共有する」ためのプロトタイプとしては、十分に実用レベルだと感じました。
2. v0

Vercelが提供する、UI生成に特化したAIツールです。
評価: スピード感はManusと同等ですが、細かなディレクションに課題が残りました。「ゴシック体で親しみやすく」と指定したにもかかわらず、明朝体が多用され、配色も親しみやすさより「知的で硬い」印象に。日本語サポートが完全ではない点も、意図が正確に伝わらなかった要因かもしれません。
3. Figma Make

デザインツールの王道であるFigmaのAI機能。最も期待して検証に臨みましたが、結果は意外なものでした。
評価: 正直なところ、今回の検証の中では最も厳しい結果となりました。 指定したコピーが勝手に書き換えられてしまい、デザインの質も高くありません。特にファーストビューの画像上にキーワードが浮かんでいる演出は、実用的なデザインとは言い難いレベルでした。
Figma makeは現状はあくまで一気に何をするものではなく、ちょこちょこととした作業をAIに依頼するようなイメージで使うもののようです。
4. Google stitch

Figma makeまでで検証を終えたつもりだったのですが、数日前にGoogle stitchがアップデートされてすごいとのことで急遽検証に加えました。
評価: んー、、?デザインのレベルとしてはManusやv0に大きく劣っています。音声でどんどん更新していけるところなど使い勝手は他のAIエージェントとは一線を画すし、今後の可能性はかなり期待大ですが、一発で生成できる、簡単にイメージに近づけていけるという意味ではプロトタイプ版ということもあり、まだまだ発展途上のようです。
検証結果:AIは「Webデザイン」を完結できるか?
1年前と比較すればAIの進化は凄まじいものがありますが、Webデザインを即座に完成品レベルで出力できるようになるまでには、まだしばらく時間がかかるというのが率直な感想です。
例えば、カフェのような「誰もがサービス内容を容易にイメージできるサイト」をそれなりのクオリティで作るのには向いているかもしれません。しかし、独自のこだわりや複雑な仕組みを、ユーザーへ丁寧に伝えるサイトを構築するのは、現時点のAIにはまだ困難です。
とはいえ、1週間単位で凄まじい進化を遂げているAI。引き続き、検証を重ねていきながら技術を取り入れていこうと思っています。
なお、本件の制作はこれらAIが出力した構成を叩き台に、オリジナルでデザイン制作中です。
GROW UPの取り組み
AIにすべてを任せることはまだできませんが、私たちはすでにAIをワークフローの強力なパートナーとして取り込んでいます。
- 構成案の作成(情報の整理・骨子づくり)
- デザインの叩き台作成(スピード感のある視覚化)
- ブラッシュアップのアイデア出し(多角的な視点の追加)
GROW UPでは、AIの効率性とプロのデザイナーによる監修・感性を掛け合わせることで、質の高い制作物を提供しています。今後も定期的にAIによるWebサイト制作の検証を行い、最適な活用方法を模索し続けていきます。
LP制作のご相談や、最新技術を活かした効率的なサイト構築については、お気軽にこちらからお問い合わせください。